
2020年07月22日
ネオワイズ彗星をとらえました!
ちはや星と自然のミュージアムでは月2回~4回星空観察会をおこなっています。
このブログでは金剛山の自然情報だけではなく、天体情報も発信させていただいております。
さて、ここのところ、ニュースでも皆さん耳にされているかもしれません。
今、天体ファンの間では毎日この星の名前が持ちきりです。
それが、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)です。
彗星(ほうき星)は普通の星とは違い、ぼんやりとして見え、地球に近づくと尾っぽを引いた姿が印象的です。
とても小さな天体で、成分は大部分が氷の状態の水。そして二酸化炭素などのガスとチリが尾っぽとなっています。
惑星などの軌道と違い、彗星の軌道は細長い楕円形が多く、このネオワイズ彗星は放物線にごく近い楕円軌道のために、次に太陽に近づくのは5000年以上先!
発見された当初はあまり注目されてなかったものの、どんどん明るくなってきて、7月中は見ることができるチャンス!と盛り上がっています。
私も「星のソムリエ®」という資格を持っているので、ぜひともこの姿を見たい!と
ここ数日分厚い雲の中、毎日色んな場所から撮影を試みておりましたが・・
ついに、その姿を薄雲の中でとらえることに成功しました。


雲の中だったので、肉眼で観ることはかないませんでしたが、それでも感動しました。
空の条件さえよければ、双眼鏡などで観察することもできるそうです。
(まだ近畿地方は毎日雲が分厚いために、私の周りでも実際に肉眼で観た人はいませんが・・)
ぜひ、日没直後の晴れた空、北西~西北西の北斗七星の下あたりを目印に双眼鏡で探してみてください。
もしくは、一眼レフカメラなどで写真を星空モードなどで撮ると、うっすらと、ほうき星の形が見えるかも。
かなり高度が低いのと、9時すぎにはもう沈んで見えなくなるのでご注意くださいね。
3等星ほどの暗さなので、なるべく町明かりの無い暗~い空で観るのがおすすめです!
(写真・文 登録職員
井阪@星のソムリエ®)
このブログでは金剛山の自然情報だけではなく、天体情報も発信させていただいております。
さて、ここのところ、ニュースでも皆さん耳にされているかもしれません。
今、天体ファンの間では毎日この星の名前が持ちきりです。
それが、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)です。
彗星(ほうき星)は普通の星とは違い、ぼんやりとして見え、地球に近づくと尾っぽを引いた姿が印象的です。
とても小さな天体で、成分は大部分が氷の状態の水。そして二酸化炭素などのガスとチリが尾っぽとなっています。
惑星などの軌道と違い、彗星の軌道は細長い楕円形が多く、このネオワイズ彗星は放物線にごく近い楕円軌道のために、次に太陽に近づくのは5000年以上先!
発見された当初はあまり注目されてなかったものの、どんどん明るくなってきて、7月中は見ることができるチャンス!と盛り上がっています。
私も「星のソムリエ®」という資格を持っているので、ぜひともこの姿を見たい!と
ここ数日分厚い雲の中、毎日色んな場所から撮影を試みておりましたが・・
ついに、その姿を薄雲の中でとらえることに成功しました。


雲の中だったので、肉眼で観ることはかないませんでしたが、それでも感動しました。
空の条件さえよければ、双眼鏡などで観察することもできるそうです。
(まだ近畿地方は毎日雲が分厚いために、私の周りでも実際に肉眼で観た人はいませんが・・)
ぜひ、日没直後の晴れた空、北西~西北西の北斗七星の下あたりを目印に双眼鏡で探してみてください。
もしくは、一眼レフカメラなどで写真を星空モードなどで撮ると、うっすらと、ほうき星の形が見えるかも。
かなり高度が低いのと、9時すぎにはもう沈んで見えなくなるのでご注意くださいね。
3等星ほどの暗さなので、なるべく町明かりの無い暗~い空で観るのがおすすめです!
(写真・文 登録職員
