
2021年09月29日
ダイトレも秋!
とても爽やかな朝を迎えたちはや園地です。
今朝巡回しているとダイトレの標識にも秋の風物詩が。

ダイヤモンドトレール(通称 ダイトレ)は、
(屯鶴峯、二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山)を結ぶ
全長約45kmの金剛葛城山系の長距離自然歩道です。
ちはや園地もそのダイトレが通っているということで、よくご紹介しています。
ダイトレ沿いから少しルートをはずれ、山が見えるスポットへやってきました。

冬場にオオマシコとよく出会うことから、私の中だけで勝手に名付けている「さえずりロード」から
雄大な山々を眺めると、嫌なこととか全部吹っ飛んで行ってしまいそうですね。

もちろん、ミュージアム前の景色も負けてはいませんよ(笑)
さて、先日ご紹介した、首から刈られてしまったフシグロ。
その後様子が気になって毎日のように見に行っています。

まだ傷跡は残っているものの、少し復活してくれたかな・・
自然は強くてたくましくて正直です。
実は、このキクバヤマボクチも刈り取られた跡があるという情報がありました。

こんなにけなげに生きている植物たち。
花の季節は本当に少ない期間です。
植物の懸命に生きている美しさやかわいらしさは
目に焼き付けていただくか、カメラで残していただきますようお願いいたします。
さて、最近とても増えてきているのがかわいいピンク色の・・

イヌタデです。とってもかわいいんですよ♪
赤い花が米粒みたいに見えるので「アカマンマ」とも呼ばれます。
いわれてみれば、赤飯の色にも似てますね!
赤飯?・・せきはん・・・と言えば・・・だいせきはん?大赤斑!
大赤斑といえば、そう!木星!!

木星の左下のあたりに茶色い目玉のようなものがありますね。
これ、大赤斑(だいせきはん)って言うんです。
ちなみに、この木星は、ここ、ちはや星と自然のミュージアムの望遠鏡を使って
撮影した木星です。
今週土曜日(10月2日)には、金剛山キャンプ場にお泊りの方対象の
星空観察会が行われる予定です。
参加料はおひとり様700円です。
シミュレーションソフトによると・・
ちょうどこのくらいの時間に、木星が大赤斑を見せてくれる予定です。
ぜひ大赤斑のある木星や、わっかのある土星・・その他いろんな秋の星座を
ミュージアムで楽しんでみませんか?
10月2日のキャンプ場は、ログハウスとテントサイト(デッキサイト)はすでにいっぱいですが、
グラウンドサイトに若干の空きがございます。
金剛山キャンプ場・星空観察会へのお申込みは
℡:0721(74)0056 ちはや星と自然のミュージアムまで。

私に似ておしゃべり好きのソウシチョウもおまちしております♪
(写真・文 解説員:井阪)
今朝巡回しているとダイトレの標識にも秋の風物詩が。
ダイヤモンドトレール(通称 ダイトレ)は、
(屯鶴峯、二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山、槇尾山)を結ぶ
全長約45kmの金剛葛城山系の長距離自然歩道です。
ちはや園地もそのダイトレが通っているということで、よくご紹介しています。
ダイトレ沿いから少しルートをはずれ、山が見えるスポットへやってきました。
冬場にオオマシコとよく出会うことから、私の中だけで勝手に名付けている「さえずりロード」から
雄大な山々を眺めると、嫌なこととか全部吹っ飛んで行ってしまいそうですね。

もちろん、ミュージアム前の景色も負けてはいませんよ(笑)
さて、先日ご紹介した、首から刈られてしまったフシグロ。
その後様子が気になって毎日のように見に行っています。

まだ傷跡は残っているものの、少し復活してくれたかな・・
自然は強くてたくましくて正直です。
実は、このキクバヤマボクチも刈り取られた跡があるという情報がありました。

こんなにけなげに生きている植物たち。
花の季節は本当に少ない期間です。
植物の懸命に生きている美しさやかわいらしさは
目に焼き付けていただくか、カメラで残していただきますようお願いいたします。
さて、最近とても増えてきているのがかわいいピンク色の・・

イヌタデです。とってもかわいいんですよ♪
赤い花が米粒みたいに見えるので「アカマンマ」とも呼ばれます。
いわれてみれば、赤飯の色にも似てますね!
赤飯?・・せきはん・・・と言えば・・・だいせきはん?大赤斑!
大赤斑といえば、そう!木星!!

木星の左下のあたりに茶色い目玉のようなものがありますね。
これ、大赤斑(だいせきはん)って言うんです。
ちなみに、この木星は、ここ、ちはや星と自然のミュージアムの望遠鏡を使って
撮影した木星です。
今週土曜日(10月2日)には、金剛山キャンプ場にお泊りの方対象の
星空観察会が行われる予定です。
参加料はおひとり様700円です。
シミュレーションソフトによると・・
ちょうどこのくらいの時間に、木星が大赤斑を見せてくれる予定です。
ぜひ大赤斑のある木星や、わっかのある土星・・その他いろんな秋の星座を
ミュージアムで楽しんでみませんか?
10月2日のキャンプ場は、ログハウスとテントサイト(デッキサイト)はすでにいっぱいですが、
グラウンドサイトに若干の空きがございます。
金剛山キャンプ場・星空観察会へのお申込みは
℡:0721(74)0056 ちはや星と自然のミュージアムまで。
私に似ておしゃべり好きのソウシチョウもおまちしております♪
(写真・文 解説員:井阪)
2021年09月26日
しゃくなげの路をゆっくり歩いてみました
昨日の夕方のことですが、
いつもは朝方に早足で歩くしゃくなげの路を、ゆっくり歩いてみました。
鳥の声がにぎやかにきこえ、秋の足音を確実に感じます。

いつもの場所ではもう咲き終わっていたカリガネソウ。
違うルートで歩くと、こちらではまだ頑張っていました。
そして、四季の谷でたくさん群生していたカワチブシも、
しゃくなげの路でこっそりひっそりと。


少し明るめに撮影してみました。
猛毒というものの、撮影している分には、キレイとしか思えません。

今年は、雨が多いせいか、キノコが例年より多い気がします。
また機会を見てキノコスペシャルも企画しなくては(笑)


朝とは表情がかわったように夕方では白の高貴さがひときわ映えるサラシナショウマ。
なんだか背筋がピンと伸びるような気がします。
「無邪気」という花言葉らしい真っ白な心がそのまま花に現れているようです。
朝方の山もいいですが、夕方の園地内も落ち着いた雰囲気があっていいものだと
同じ景色を違う角度から見たような気持ちになりました。
(写真・文 解説員:井阪)
いつもは朝方に早足で歩くしゃくなげの路を、ゆっくり歩いてみました。
鳥の声がにぎやかにきこえ、秋の足音を確実に感じます。
いつもの場所ではもう咲き終わっていたカリガネソウ。
違うルートで歩くと、こちらではまだ頑張っていました。
そして、四季の谷でたくさん群生していたカワチブシも、
しゃくなげの路でこっそりひっそりと。
少し明るめに撮影してみました。
猛毒というものの、撮影している分には、キレイとしか思えません。
今年は、雨が多いせいか、キノコが例年より多い気がします。
また機会を見てキノコスペシャルも企画しなくては(笑)
朝とは表情がかわったように夕方では白の高貴さがひときわ映えるサラシナショウマ。
なんだか背筋がピンと伸びるような気がします。
「無邪気」という花言葉らしい真っ白な心がそのまま花に現れているようです。
朝方の山もいいですが、夕方の園地内も落ち着いた雰囲気があっていいものだと
同じ景色を違う角度から見たような気持ちになりました。
(写真・文 解説員:井阪)
2021年09月25日
太陽観察会&星空観察会をおこないました
秋晴れの爽やかな日が続くちはや園地です。
昼間は星見台で太陽観察を行いました♪
太陽に小さな黒点が出ていましたよ。


白い丸で囲ったところが、太陽黒点です。
初めて太陽黒点を見られて感動されてるお客様もたくさん!
私たちも汗かきかき、張り切ってご案内させていただきました♪

太陽黒点だけではもったいないので、双眼鏡も。

この双眼鏡では、奈良県の高取町にある壺阪寺を見ていただいています。
壷阪寺というと、寝ている観音様、涅槃が有名ですが
この涅槃の向こうにでーんと立っているのが20mの高さを誇る大観音です。

この大観音を星見台の双眼鏡からからご覧いただきました。

20mの高さの大観音。どんなに大きいか、先日実際に行って大きさくらべしてみました。
夜は関空の観覧車や二重星を見るのに活躍する星見台の双眼鏡。
太陽観察にお越しの際は、ぜひ双眼鏡も覗いて行ってくださいね。
晴れて太陽に黒点が出ている日。
そして、職員体制が整っている場合には、無料で太陽観察会をおこなっています。。
当日、観察会を行っているか、お電話で実施しているか確認の上
太陽観察会にも是非ご参加ください。
また、夜は星空観察会を行いましたが、、、
残念ながら、こちらは雲そして途中から小雨・・・
皆様には屋内プログラムでお楽しみいただきました。

望遠鏡の見学コーナー。
実際に動かすところをご覧いただきました。
次回はぜひ晴れて満点の星空をお楽しみいただけますように!!!
ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。
来月の星空観察会は、10月2日(土)・9日(土)・16日(土)・30日(土)を
予定しております。
金剛山キャンプ場にお泊りの方対象の星空観察会。
ぜひお早めにお申し込みください。
キャンプ場・星空観察会のお申込み、お問い合わせは
ちはや星と自然のミュージアム(℡0721-74-0056)まで♪
(写真・文 解説員:井阪)
昼間は星見台で太陽観察を行いました♪
太陽に小さな黒点が出ていましたよ。


白い丸で囲ったところが、太陽黒点です。
初めて太陽黒点を見られて感動されてるお客様もたくさん!
私たちも汗かきかき、張り切ってご案内させていただきました♪

太陽黒点だけではもったいないので、双眼鏡も。

この双眼鏡では、奈良県の高取町にある壺阪寺を見ていただいています。
壷阪寺というと、寝ている観音様、涅槃が有名ですが
この涅槃の向こうにでーんと立っているのが20mの高さを誇る大観音です。

この大観音を星見台の双眼鏡からからご覧いただきました。

20mの高さの大観音。どんなに大きいか、先日実際に行って大きさくらべしてみました。
夜は関空の観覧車や二重星を見るのに活躍する星見台の双眼鏡。
太陽観察にお越しの際は、ぜひ双眼鏡も覗いて行ってくださいね。
晴れて太陽に黒点が出ている日。
そして、職員体制が整っている場合には、無料で太陽観察会をおこなっています。。
当日、観察会を行っているか、お電話で実施しているか確認の上
太陽観察会にも是非ご参加ください。
また、夜は星空観察会を行いましたが、、、
残念ながら、こちらは雲そして途中から小雨・・・
皆様には屋内プログラムでお楽しみいただきました。


望遠鏡の見学コーナー。
実際に動かすところをご覧いただきました。
次回はぜひ晴れて満点の星空をお楽しみいただけますように!!!
ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。
来月の星空観察会は、10月2日(土)・9日(土)・16日(土)・30日(土)を
予定しております。
金剛山キャンプ場にお泊りの方対象の星空観察会。
ぜひお早めにお申し込みください。
キャンプ場・星空観察会のお申込み、お問い合わせは
ちはや星と自然のミュージアム(℡0721-74-0056)まで♪
(写真・文 解説員:井阪)
2021年09月23日
秋晴れ!さわやか!野草もいっぱい!
爽やかな秋晴れに恵まれているちはや園地です。
爽やかな風吹くダイトレ沿いではツルニンジンが咲いています。

こっそり下から中を覗いてみましょう♪

少しこっそりと咲いているツルリンドウも。

薄紫が上品なリンドウという感じですね。
同じく上品な薄紫の花といえば、こちら。
レイジンソウです。
薄紫なら負けないぞーとアキチョウジ。たくさん見られますよ。
しゃくなげの路では、サラシナショウマも咲きそろい始めました。
理科室にある試験管を洗いたくなる私・・・
ケシロヨメナもあちこちで可憐な花を見せてくれています。
このお天気、週末まではなんとか持つといいな・・・
今日は秋分の日。
このまま穏やかな日々が過ぎていきますように。
(写真・文 解説員:井阪)
爽やかな風吹くダイトレ沿いではツルニンジンが咲いています。
こっそり下から中を覗いてみましょう♪
少しこっそりと咲いているツルリンドウも。

薄紫が上品なリンドウという感じですね。
同じく上品な薄紫の花といえば、こちら。


しゃくなげの路では、サラシナショウマも咲きそろい始めました。


このお天気、週末まではなんとか持つといいな・・・
今日は秋分の日。
このまま穏やかな日々が過ぎていきますように。
(写真・文 解説員:井阪)
2021年09月22日
お月見と団子のおはなし
昨日は中秋の名月、みなさんはお月見いかがでしたか??


ここ南河内地方は雲が多かったものの、何とか真夜中にきれいな満月を見ることが出来ました。
本来、お月見をしながら食べる予定の月見団子は・・・
先におなかの中におさめてしまった私です(笑)

さて、団子といえば・・・
団子づくりの名人と今朝しゃくなげの路で出会いましたよ。

ヨシノアザミにとまっていたハナバチさんです。
足元をよーく見ると・・

まるーい花粉のお団子があるのわかりますか??
これ、その名も「花粉団子」です。
ハナバチが密を吸ってる間に、自然と花粉が「花粉かご」と呼ばれる部分にたまって
それがお団子のようにまーるく固まります。
花粉団子は巣に持って帰って、はちみつと共に重要な栄養分として
保存食になるそうなのです。
さて、ミュージアムの横ではこの時期に可憐な花を咲かせるフシグロが。


ちいさくて登山のお客様にも人気者。
ところが、最近、このフシグロがまとめて伐られてしまいました・・

お客様がたにも情報をいただき、私たちもとても悲しい気持ちでいっぱいです。
金剛山での動植物の採取は禁止されています。
横で一部始終を見ていたテントウムシも悲しそうでした。

かわいくて記念に残したいものは、採らずにカメラで撮ってください。
(写真・文 解説員:井阪)

ここ南河内地方は雲が多かったものの、何とか真夜中にきれいな満月を見ることが出来ました。
本来、お月見をしながら食べる予定の月見団子は・・・
先におなかの中におさめてしまった私です(笑)

さて、団子といえば・・・
団子づくりの名人と今朝しゃくなげの路で出会いましたよ。
ヨシノアザミにとまっていたハナバチさんです。
足元をよーく見ると・・
まるーい花粉のお団子があるのわかりますか??
これ、その名も「花粉団子」です。
ハナバチが密を吸ってる間に、自然と花粉が「花粉かご」と呼ばれる部分にたまって
それがお団子のようにまーるく固まります。
花粉団子は巣に持って帰って、はちみつと共に重要な栄養分として
保存食になるそうなのです。
さて、ミュージアムの横ではこの時期に可憐な花を咲かせるフシグロが。
ちいさくて登山のお客様にも人気者。
ところが、最近、このフシグロがまとめて伐られてしまいました・・
お客様がたにも情報をいただき、私たちもとても悲しい気持ちでいっぱいです。
金剛山での動植物の採取は禁止されています。
横で一部始終を見ていたテントウムシも悲しそうでした。
かわいくて記念に残したいものは、採らずにカメラで撮ってください。
(写真・文 解説員:井阪)