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2021年11月18日

かわいい形の・・・

一日の寒暖の差が大きいちはや園地。
太陽がのぼってくるととてもいい気持になります。
つい朝に「さむ~」と言いながら出勤していることを忘れてしまいそう。


鳥さん、日向ぼっこしに来てくれないかなぁ・・
なんて思いながら歩いていると、なんと変わった形のこちらがひょっこり。

な、、、なんだ、これは!!星みたいな形をしています!

ちょうど一緒に歩いていた先輩職員に聞いてみると
「これ、ツチグリっていうねん、かわいいやろ?」。
さっそく調べてみました。
ツチグリはキノコの一種で、またの名を「ツチガキ」といいます。
柿にその姿が似ているから・・なるほど。

星のように広がっているところを外皮、真ん中の袋状の部分を内皮と呼び、
胞子が入った袋となっているんです。
そして、外皮の部分には面白いお話が。
湿気がある時には星のように開いて、乾燥すると丸くなるそうです。
この丸くなった外皮によって内皮の胞子の袋が押し出されて
胞子が飛んでいくという仕組みになっているのです。

まるで湿度計みたいなツチグリ。
欧米では「地の星」なんていうおしゃれなネーミングまで♪
ホントかわいいキノコに出会えました(^_-)-☆

この時期はご紹介できる花があまりなくなってきているので
こちらもどうぞ。

ウバユリの実。


ハナワラビ。


のどかな陽を浴びてコケもとてもきれいに見えますね。


ルリビタキの雌が遊びに来ました。


ジョウビタキも。

ちはや園地は花だけでなくキノコやシダ植物、野鳥・・
一年を通して色んな出会いがありますよ。
雪が降る前のこの季節、ぜひ可愛いいろんなものに会いに来てくださいね♪


(解説員:井阪)