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2020年11月14日

11/14 カヤクグリ、ルリビタキ

11/14 カヤクグリが現れて地面を歩き回っています。藪の中に飛び込んだ後で出てきて餌を啄んでいました。カヤクグリは秋も深まると現れる冬鳥で、名のとおり、普段は藪を好んでいますが、時折、餌をとりに姿を現します。地味です。
ツルマサキにルリビタキやコゲラが集まっています。ルリビタキは雌が多いようですが、青く色づいてきた若雄も混じっているようです。

カヤクグリ

歩き回るカヤクグリの動画です。

ルリビタキ

ツルマサキの実を食べるルリビタキ


ルリビタキ若雄

コゲラ

今日は大峰の山々も雲の上に綺麗な姿を見せていました。大峰山脈の主峰「弥山」、「八剣山」。

  

Posted by 千早 at 21:45Comments(0)登山・アウトドア野鳥

2020年11月14日

太陽系惑星をコンプリート!

お天気がよく、たくさんの登山の方が集われているちはや園地です。

先日、11月12日の早朝、当ミュージアムの星見台では
所長・伏井と登録職員・井阪によるビッグプロジェクトに向けて
寒空の中、着々と撮影準備が進められておりました。

狙っていたのは、11月11日に西方最大離角だった水星
水星は太陽に一番近い軌道を回っていることから、
夕方太陽が沈んだあとすぐか、明け方太陽がのぼる直前という短い時間帯のみのチャンス!
その上、動きがはやいので、太陽から離れて見える期間も非常に短いのです。
そして、非常に低空で撮影するので、大気差によって色が分散して
その像もなかなかキレイに撮れないといわれています。

しかし!そんなことでめげる天体チームではありません!
当ミュージアムから西側の空は星見台の屋根が邪魔をして撮るのが難しいので
狙うは東側の空西方最大離隔の日前後の夜明け前です。

午前3時に起床、午前4時からスタンバイして、水星を待っていたのですが
その時、悲劇が襲います・・・

まさかの雲・・・しかもかなり分厚い雲・・・
雲が切れるをの祈りながら待ちます。
夜明けまでにお願い・・・雲・・・・切れて・・・・・・

願いが通じたのか、私たちの執念が買ったのか(笑)
本当に夜が明ける前一瞬、本当に一瞬雲が切れました!!!!!
お日様が出てしまうと、もう撮影はできません。
全神経を集中させてたった5分ほどのチャンスにかけます。
そして撮影に成功した水星がこちらです。


実は、今年は当ミュージアムの天体チームには大きな目標がありました。
それは、太陽系の全惑星を星見台の望遠鏡で撮影するというものです。
太陽系の惑星・・・
「水・金・地・火・木・土・天・海」と理科の授業で覚えませんでしたか?
その地球を除く惑星をすべて撮影しようという目標を立てたのです。

新型コロナウィルスで星空観察会が中止になった春・4月25日に
まずは欠けた金星の撮影からスタートしました。
せっかくですので、撮影日順に、こちらで一気にご紹介いたします。
金星
木星
土星
火星
海王星
天王星
水星
今年の星空観察会は、新型コロナウィルスの感染防止の観点から
6月まで開催ができずに、またお天気もあまりいい日がなかったために
いつもの年よりも少なく寂しい星見台でした。
そんな観察会も、いよいよ、本日と来週21日(土)で年内は最終となります。

今年はあまり観望会で星を見て頂けなかった分、
こちらで情報を発信させていただくように努力してまいりました。
皆様が夜空を見上げていただくきっかけとなっていれば
とても嬉しいです。

さあ!今日は晴れそうです!
満点の星空をご案内させていただけそうです!!
あと今年の残すところ2回の星空観察会、全力で張り切ってまいります♪



(写真・文   登録職員:井阪@星のソムリエ®)
  


Posted by 千早 at 15:40Comments(0)天文